今はとても便利になってネットショップで何でも買えます。
金額さえ折り合いがつけば、私が欲しいと思うような物はほとんど全て手に入ると言っていいでしょう。
でも、欲しいものを検索して買うのは味気ないと言えば味気ない気もします。
その点、実際に古書店に行くと、思いがけない掘り出し物を格安で売っていたり、奥にしまってあった在庫から、とんでもないお宝を出してきてくれたりと、ささやかなサプライズが起こったりします。
店主と会話を交わしながら買い物をするという、本来なら当たり前の楽しさを忘れかけていることに気付きます。
こういう時間の使い方は、ある意味とても贅沢なことなのかもしれません。
古書店巡りは当分やめられそうもありません。 おわり
流水